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パースペクティブ 一点透視法(1)

屁持論: お約束事を知ろう!

「構成編11の空白」のコラムで視界について書いたが、これから書くパースの視界についてのこととごちゃ混ぜにならんように注意してちょ!

「透視図法」とは、ある立体物に透明な板をかざして、「片目」で透かして見たときの図という意味で、立体物を平面上に写真のように表現する方法だなも。
けれども、人間の視点は常に一定ではにゃーので、肉眼のようには表現できにゃーということだけは知っといてちょ!
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まず、パースペクティブを描く上でのお約束事を覚えておいてちょ!
それは、「視界は上下左右90°角の範囲内しか見えない」ということ。
真正面を向いても左寄り右寄りに向いても見える範囲は90°を超えにゃーのだ。
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これを超えて作図すると、人間には見えない角度の立体物ができあがる。
まるで、テレビに映っているアイドルのスカートを下から覗こうとしてるようなもんだで、意図的にやるならともかく、パースを描く上で間違えやすいことなので覚えておいてちょ!
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そして必ず「目の高さ(視点と地表までの距離」≦物体までの距離」となること。
例えば身長が165cmくらいの人が立ってまっすぐ前を見たとすると、目の高さは150cmくらいになる。そこで「三平方の定理」を使うと、1/1で目の高さと同じ150cm以上の距離からでないと地表面の物体は見れないことになる。
肉眼であればすぐさま視点を変えることができるので距離が0cmだろうが見ることはできる。
しかし、画面上で一度視点を決めたら他の視点は設定できにゃーので注意してちょ!

さあ、それを踏まえて「一点透視」、「二点透視」、「三点透視」の三種類のパースを覚えていこう!
ややこしいかもしれんが頑張って習得してちょ!
これをマスターしたら自由自在に正確に絵や図を描く事ができるようになって、デザイナーや画家、設計士、マンガ家などなど立体に強くなって、自分の可能性の幅をぐんと広げることができるなも!

まず、「一点透視」から。
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ずっと先まで続いている線路や道路などを見ると、遠くになるにつれて先細りしていくのがわかる。そしてそれは必ず水平線上で一点に交わることがわかるがや。
これを「一点透視図法(平行透視)」と言い、画面に対して平行に置かれた物体や状態に対して有効な手法だなも。そこで必要な情報を設定しないといかんのだが、
「物体の大きさと上下の位置・距離・目線の高さ・見る向き」
さえ設定すればええんだなも。

例題として、
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●描きたい物体は一辺が1000mmの正立方体、
●目線に対し平行で、地表に接面している、
●正立方体までの距離2000mm、
●目線の高さ1500mm、
●正立方体を真正面から見る
とするがや。設定したらさっそく描いてみよう!

1. 最初に視点(V.P)を決めよう!
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一画面に対してまず水平線(H.L)を描くがや。今回は正立方体が目線より下にあるんで、紙に対して水平線は真ん中より上らへんに描く
そして、中心の視点(V.P)を水平線(H.L)上におき中心線を描く

2. 物体までの距離(V)を設定する
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中心点より距離が2000mmとする任意の平行線(V)を描く(目線より下だで水平線(H.L)より下)
これは画面上にどれくらいの大きさで物体をかきたいかによるんで、水平線(H.L)の近くに平行線(V)を描くと正立方体は小さく、離して描くと大きく表現できる。
画面いっぱいに表現したい場合は画面からはみ出たところに線を引くことになるんだが、ここではまず画面内で練習してちょ!

3. 左右の消点(V.P45°)を描こう
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中心線と平行線(V)の交点(E)より、視界範囲になる左右に45°線を描き、水平線(H.L)との交点が消点(V.P45°)になる
また違う角度から見る場合は「二点透視(有角透視)」で説明するので、真正面(左右に45°づつ)で見る構図にしてちょ!

4. 目線の高さ(G.L)と正方形を描く
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平行線(V)のときと同じ比率で目線の高さ(G.L)1500mmの位置に平行線を描く
目線の高さ(G.L)が底面になるので、そこを基準に同比率で1000mm四方の正方形を描き、各角から消失点(V.P)と消点(V.P45°)まで線を結ぶ

5. 奥行きを描く
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消点(V.P45°)と消失点(V.P)へ繋がる線の交点が奥行きを決める点になるので、それを結ぶと完成!

どうかも?できたかも?
ややこしいかもしれんが、これがパースの基本だでなんとか習得してちょ!

できたら、次回までの宿題を出すがや。
今の設定
●描きたい物体は一辺が1000mmの正立方体、
●目線に対し平行で、地表に接面している、
●正立方体までの距離2000mm、
●目線の高さ1500mm、
●正立方体を真正面から見る
に対し、下記の図を表しなさい

問題1.
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上記の設定のうち、
「●目線に対し平行で、地線表に接面している」を、
「●目線に対し平行で、地表から2500mm浮いている」
として描きなさい

また問題1Bとして、
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その地点から手前(奧)に1000mm移動した場合はどうなるだろうか?


問題2.
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上記の設定のうち、
「●目線の高さ1500mm」を
「●目線の高さ500mm」として描きなさい

問題3.
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上記の設定のうち、
「●正立方体を真正面から見る」を
「●正立方体が中心より600mm右にある」として描きなさい
また左にある状態も描きなさい

問題4.
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上記の設定を図のように、
「●目線を1500mmの高さから地表に対し60°で見下ろしたところに正立方体が60°の角度で地面に埋っている」として描きなさい

では頑張ってちょ~バイちゃ!



Posted by ayanpa | 表示図法 |2005年09月23日 | Comments [2] | Trackbacks [0]



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コメント

これはちゃんと理解した人が立ち上げてるページですか?
ただ書き写した、独りよがりに見える。

投稿者 ぱ : 2006年01月20日 21:00

んちゃ!ばさん。
その通り!
おいらの独断と偏見のサイトだなも。

投稿者 あやんぱ : 2006年01月26日 16:36



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