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空間の魔術師(5) 手のひらの黄金率

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体の大きさでモノの大きさを計る「身度尺」
机の上に大人の手を軽く開いて置くと、個人差は多少あるにしろ、親指と中指の先を結ぶ距離が約15センチ(1咫{あた}=5寸)になることがわかると思うんだぎゃ。

奇妙まことに、親指と中指の先を結ぶ直線上で、人差し指が当たる部分は、中指から約6センチ、親指から約9センチ、その比はほぼ黄金率になっていて、またその他の部分でもこの比率が見うけられる。両手の親指と人差し指で「」(カッコ)を作っても黄金率…不思議だなも。

ちなみに、1寸は約3センチ、1尺(2咫=10寸)は約30センチ。
シャクトリ虫は、尺を計る人の指の動作に似ているために付けられたがや。
1寸法師はお椀の深さより背が足りんで、箸で川を漕げんくなってまうが…。

指を軽く曲げたときの手幅は12センチくらいで、CDの直径12センチと同じになるがね。これを超えるサイズは片手では持てなくなっていくということだなも。

余談で、畳は地方によっても変わるが、平均3尺×6尺の人間一人分。
畳2枚分(6尺{=1間}×6尺)が1坪(人1人が1日に消費する米をつくるのに必要な田の広さ)で、3合(180グラム×3食分)の米が出来、1年約360坪(=1段)で1000合=100升=10斗=1石(人1人を1年養える米・金。加賀は100万石)となる。海外にはインチとかフィート・ヤード…という単位などがある。

黄金率は、普段の生活に自然に溶け込んでいる比率なので、一つの理想形としてそれに近い形で表現することによって、誰もが見やすい・分かりやすい画面になると思うんだがや。
自分の身の回りにあるモノの比率を気にして見てみると、「何故、それがその大きさで存在するのか」という疑問と発見が出来てDTP(画面編集:Desk Top Pubrishing)においても役に立つがや。

時代が移り、大きさは変化してってまうけれど、モノの大きさには必ず人に必要な基準があるでよ、見せる大きさにこだわってみても損はにゃーと思うんだがや。
ブラジャーの大きさや、比率にこだわってみても…。

ここで一句、「べっぴんさん そこはダメよと 尺をとり」。
おいらも「みのほど」を知らんとかんなあ。
お後がよろしいようで…。



Posted by ayanpa | 構成編 |2005年09月17日 | Comments [0] | Trackbacks [0]



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