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表示図法(6) 図形作成 5

16 表示図法6

前回の答え合わせ!

楕円を描くのには様々な方法が考えられる。要は二つの円が一体化すればええだけだからだがや。
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まず方法1は、円二つを互いの中点を通るように描く
すると二つの円の中心が出るのでその中心点から円の直径で二つの円にかかる曲線を描けばできあがり。
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方法2は、長い楕円の場合等しい円を3つ上図のように描く
あとは交点から導き出される中心点より円弧を描けば出来上がり!
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また、円弧のふくらみ加減は中心点をずらすことで調節できるなも。逆にへこませることも可能だがや。
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ではでは、距離も大きさもばらばらの円をつなぐにはどうすればいいか?
1.  二つの円に、円の端点より中心を通る同じ長さの線を描く(注:大きい円の直径より長い線を描く)
2. それぞれの円の中心より、直線の端点までの半径で円を描く(注: 円からはみ出た方の端点)
3. 描いた円の交点が中心点になるので、そこから円弧を描けばできあがり。
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ひょうたん型は、ちょっとやり方が違って、
1. 二つの円に、同じ幅分になる円を描く
2. その交点が円から同距離離れた中点になるので、そこから円弧を描けばできあがり!
また、円を描く幅を変えれば“くび”の部分が細くも太くもなる。

さあ、自分の好きな図形を描いていこう!
今までの図法を組み合わせていけば大概のものは描けるはずだなも!

色々な構造物を図として分解していくとその成り立ちがよくわかり、「何故その形なのか?」が見えてくる。
例えば下図のスパイラルは、90°ずつで円の半径が倍になっていくということがわかる。
だから作図するときは、1/4の四角内に等間隔で円弧を描き、ずらしながら組み合わせればええんだがや。
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下図は円を繋ぐ図法の応用だがね。説明は省くがや。
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これは四角と円と六角形の組み合わせでできるなも。
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なかなか頭がコンガラガッチョレーションになってきたかも?
実は説明してるおいらもだがや…。

でも、こんな感じで自分の描きたい模様や図形を表現するためにはかなり役立つ技術だと思うんで頑張って習得してちょうだい!

違う練習問題として、「自分の家の家紋」を描いてみよう!
各家庭にある「家紋」ほどすばらしい構造体のものはにゃーと思うからだがや。
昔の日本人は数学的知識がなくてもちゃんと幾何学の法則を生活に役立てていることもわかるし、何故その家紋になったか?のルーツを辿れば自分の生まれの歴史も勉強できるで結構楽しいはずだなも! 是非自分の家紋を調べてみてちょうだい!図法の答え合わせは自分でしてみてちょ!

本当は今回から透視法(パースペクティブ)について書こうと思っとったんだが、長くなってまったんで次回からにするがや。
その前に、パースとは具体的にどんなものなのかのお手本として、おいらの大好きな画家で、トリック・アートの巨匠、M.C.エッシャーの「ウォーターホール」を観て、できたら試しに描いてみよう!

M.C.エッシャーの「ウォーターホール」参考ページはこちら

存在しえない空間の魔術師であり数学者であるエッシャーの絵は、きっとみんなを不思議な世界へつれていくと思うがや。間違いない…。

では、バイちゃ!

PostScript:
「画面の二つの辺を結ぶ十本の直線と三つの円で、楽しい森のキャンプを表現しなさい」
これがおいらの芸大入試の問題だったなも。
おいらは、線の組み合わせで山と川を作って、円はキャンプファイヤーから出る煙がそのまま雲になっていくという表現をしたなも。
おいらは、受験当時、試験に受かる作品を作るかどうかよりも、いかに試験官にアピールできるかを考えとったが…。そのおかげ(?)で楽しく作品が作れたし、合格したので、具体的にどういった作品だったかは思い出せにゃーが、その当時としてはきっと良い出来栄えだったと思うがや。
さあ、芸大志望の受験生さん、あなたならどんな表現をどんな風にするかも?



Posted by ayanpa | 表示図法 |2005年09月23日 | Comments [0] | Trackbacks [0]



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