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8. 全体が見える距離とは

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8. 上図のように指の形を作って目の前に突き出して見てみるとわかると思うのだが、人差し指と小指両方が認識範囲いっぱいにちゃんと見える距離は、両目の幅の3.236倍(1.618×2)の所である。
この距離より近いと大きく見えて輪郭はぼやけるし、遠いと小さくみえて他の景色も認識する。

何故大きく見えたり小さく見えたりするかというと、見る距離によって視界の広さが決まり、対象物の空間における比率が変わるからである。

黄金率の関係から、「実際の大きさ×(1.618×2)=認識範囲に収まる距離・見える大きさ」となるから、例えば、1メートル四方の物体Aを見るとき、3.236メートル離れると認識範囲(おいらの場合は80mm)に収まるから、「Aは80mm四方の大きさとして見える」となるがや。
だから、ワイドテレビなんかはほぼ黄金率になっとるで、高さの約3倍くらいの距離で見ると、横の意識範囲分にも画面幅が収まるで臨場感が出るがや。
4:3の従来のテレビでシネマサイズの映画観るときも、普段より近い所(映像の縦幅×3.236)で観ると臨場感が味わえる。映画館行ったときでも、スクリーンの大きさで良い席がどこか判断できるがね。

パソコンモニターにしても画面の3.236倍のところが、「頭を動かさなくてもちゃんと見える」距離だと言えるがや。
ホームページの1画面が700px×500pxだとすると、500px(高さ)×3.236=570.8mm(1618px)の距離が適正。(横幅に認識範囲を合わせようと縦幅が合わなくなる)
(注:見える大きさはモニターの質や設定によって変わる{一般基準 1px=1pt=0.3528mm})

でも、おいらの場合、約200~500mmの距離で見るので、認識範囲に収まる適正な大きさは、61.8mm~154.5mm(175.17px~437.93px)。これに意識範囲を加えると、99.99mm~249.981mm(283.42px~708.56px)となる。

要するに、全体の枠幅を700pxで取って、本文を438pxの幅以内で表現する画面は、モニターから500mm離れて見てもらえば「頭動かさにゃーてもええ構成」であるというこっちゃ。


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Posted by ayanpa | 空白と余白 |2005年09月17日 | Comments [0] | Trackbacks [0]



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