屁持論:
色は「願望」、「自然」は色の黄金率
前ページ:配色を考えるで、バリエーションが組めることはわかったが、
ではいったい、「美しい配色」とはどんなものを指すのだろう?
それは「自然」の配色だがや。
山、川、森、海、動物、宇宙…と、自然は生命の必然性に基づいた色だからである。
赤から紫までの人間の可視光線中で表現できる色は「自然の摂理」に呼応しているから、それこそが色の黄金率だと思うんだがや。
コンセプトの確立にあたって、もし何かの自然の対象物を頭の中に浮かべることができるのなら、それがその人にとっての美しい配色となるのである。
例えば、コンセプトによって「空」を想い描いたとする。
「天に抜けるような空」とか「どんよりした空」とか「夏の入道雲のある空」とか「空」と一言にいっても人それぞれの「感性」があるから一概には言えないが、一般的にメインカラーは「青」だがね。
もしくはもっと具体的に「空の雲」をイメージしたとするとメインカラーは「白」だがね。

これを任意の色数に単純化した形で分解すると、図のようになる。もっと細かくもできるが、3~5色が妥当だろう。これをマンセルに当てはめてみると、「Vp/L/S/Dp」の関係であることがわかる。
あとはこの規律にしたがって配色していけば「空」のイメージは出来上がる。
他に「夏の夜」だとするなら、花火がドーンと打ち上げられている風景を思う人、虫が鳴いている風景、しーんと静まり返りエアコンの雑音だけが夜を騒がしくしている風景など人それぞれである。
抽象的であれば抽象的であるほどその人の持っている感性が試される時であるがや。
「感性」とは、今までどれだけのものを見てきたか・感じてきたか?そして、これからどれだけのものを見たり感じたりできるかだと思うので、こればっかりは机に向かっていても習得できにゃー。
「ほんわか」「ギラギラ」「ふにふに」「ぼんよよよよ~ん」とか、「こんな感じ」や「擬音」などに対しても人それぞれの感性で頭に思い描くものは変わるがや。
「音」にしても、”黄色い声”とかいう表現があるくらいだで、色で表現できる。
何のイメージもなしに配色しとる人でも、知ってか知らずか何気なく自分の感性の色を配色しているのである。「なんでこんな配色したのだろう?」と作った後にその色の必要性を考えてみると、不思議と自分の一番印象にある対象物の配色をしている場合が多い。
オレンジの同系色で配色している人はもしかしたら、「私、柑橘系の果物が大好き!」と思う人がいるかもしれないし、「金ののべ棒が欲しい!」と思っているのかもしれにゃー。
「「色」というものは「願望」そのものだがや。
でら偏見4でも「願望=センス」としているがな。
「コンセプト(なにをしたい?)」がにゃー(ない)ということは、「色=願望=センス(ああしたい、こうしたい)」がにゃーということ。
好きな人がおらんのに「告白したい!」と言っとるようなもんだがね。
だで、まず好きなものを見付けんとね。
自分の好きなポストカードや雑誌の切り抜きを集めるのも一つの方法だけど、自然を見に旅行とか、ピクニックに行くとかした方が、デザインだけじゃなく、感性を育み、人生にとっても有意義な経験になることだと思うんだがや。
普段から部屋をきれいにしたり、おしゃれをしたり、おいしいもの食べたり、いい音楽聴いたり、きれいなものを見たりと満足するものには必ず「色」が存在しているはずだでよ、色の好みは人それぞれあるからこそ個性を出しやすく、ライバルとの差別化が図れ、わかりやすい画面をつくることが出来ると思うんだがね。
きれいな配色を考えるなら、きれいだと思えるものを見てその色のバランスを研究してみてちょ!
「好き!・かっちょいい!・かわいい!・怖い・神秘的」などでも同様。

なんかわからんことあったら、コメント欄に書き込みしてちょー!
じゃあ、頑張ってちょー!バイちゃ!written by あやんぱ
Posted by ayanpa | 構成編
|2005年09月17日
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初めまして、 私のお客様の話なのですが、築5年の喫茶店を経営して見えます。 今度、道路に面した外壁1面だけ塗装することになりました。 何色にしたらいいのか悩んでいます。 塗り替えするのは、入口側でなく、左側面です。 右側面と後ろ側は道路からは全く見えないので、今回は関係ないと思われます。 ただ、メイン面である入口面より、今回塗り替えする面のほうが2倍ほど大きいので、色の影響力が多分にあるのではないでしょうか? ちなみに入口面は、木板の横貼です(必要に応じ塗り替え可)。全体のテーマは『古く味のある』で、なんとなくカントリー調かなと…… 相談しても無料ですか?
投稿者 綺麗子 : 2005年10月06日 13:44
はじめまして綺麗子さん!
もちろん相談は無料だなも!(笑)
う~ん、太陽の光があたる方角なのかどうかで変わるんだが、クライアントと話合ってみんとなんとも…。
ただ、『古く味のある』という言葉だけをイメージすると、おいらは「ニューオリンズの町並み」を思うなも。
少し寂れたような町並みにちょっと乱暴な造りの建物…、モルタルを扇形に塗り重ねたようなものか、ベージュ系の”肌”の感じがする壁なんかがイメージできるなも。
ただ、となりの建物の色は何色かも?
目立たせたいならその隣の建物の壁の色の相対色か、明度・彩度対比を、なじませたいなら同系色を塗るとええと思うがや。
その建物だけで考えず、その町並みにポンと存在感の出る色合いを”対比”によって考えてみてちょ!
参考になったかも?
投稿者 あやんぱ : 2005年10月08日 00:19
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