| デッサン表現 その1 |
<06> デッサン表現 その1
屁持論:デッサンは登竜門
基本としてのデッサン力がデザイナーの「質」に影響を及ぼすことは言うまでもにゃー。
以前、レオナルド・ダ・ヴィンチ展でスケッチ画を見に行ったんだが、そのデッサンはもう下書きとは言えにゃーほど精密に描かれていて、着色せんでももう完成された作品でもええがね!と思うくらいだった。やっぱすごいと言われとる人ほどデッサン力もすごいんだなあ・・・と事実を衝き付けられたがや。
そんで学生時代、毎日スケッチブックを持ち歩いてあらゆるものを描いていたんだがや。
このページでのコラムは、かなりホームページ作成からは離れて「デザイナー志望」の人用だと思うので、無視してもらっても構わんがや。
今回は道具の説明のみ。
●鉛筆
鉛筆は三菱の「ユニ」をまず最初は4Bの一本からでもええ。
おいらのデッサンの仕方はまず柔らかいタッチで全体の位置関係を描いて、それから硬いタッチで画面を締めていくという方法。質感表現では実際複数の種類の鉛筆が欲しくなるんだが、まず鉛筆そのものに慣れてもらわんとかんし、芯を尖らせれば硬い表現もある程度出来る。
慣れてきたら4BとBとHと2Hくらいの4〜5種あれば十分だがね。
色々試してみたい人は6Bから6Hまであるから自由に遊んでみてちょ。
ステッドラーの鉛筆でもええんだが、どうもおいらは筆圧が高いらしくステッドラーは芯がやわらかいので折れてまう。製図とかでとか、筆圧の低い人や繊細な絵を描きたい人はこっちの方がええかもね。
●カッターナイフ
「ヒゴノカミ」っていう小刀でもいいんだが、銃刀法違反かもしれにゃーので、これは一般的な細身のカッターナイフを一本持とう。用途は当然鉛筆削りにつかうし、後々平面構成や工作やレンダリングなどで大活躍することになる。
なんで普通の鉛筆削りではいけないかというと、
○芯をデッサン用に長めに出すから。
○デッサン前の神経集中のため
○デッサン途中のリラックスのため
○鉛筆を削れるということは手先が器用になるということだから。
など他にも理由は見つかりそうだが、ショリショリとゴミ箱の上で削り、芯を1〜2センチ出してそれをトキントキンに尖らせるこの作業はなんとも言えにゃー境地に入る。これは必要である。
●練り消しゴム
懐かしいと思う人がいるかもしれにゃー。20年くらい前に<キンケシ・なめ猫>の順次にうちの地方では人気があったからだ。粘土みたいに遊んだり、びよ〜んと意味なく伸ばしたり、鍵穴を埋めたり…と楽しみ方があった。
でも、ここでの用途はデッサンの為である。
普通の消しゴムだと、すぐ真っ黒になるし紙を傷めるし強弱を付けたぼかした消し方ができにゃー。練り消しだとそれを解消するし、練れば練るほど柔らかくなり粘りも出て表現にも、ストレス解消にも良い。木炭デッサンまで行くと食パンが消しゴム代りになるのだが、ふんわりと炭を落とせて安価のものがええのだ。コットンや生理用ナプキンでやる人もたまにいる。キメ細かい表現が出来るそうだ。
●スケッチブック
画材屋さんにいけば様々な種類があるが、柔らかいものを表現したいときは粗目で炭が乗りやすいクロッキー帳などの物、硬い表現の場合はつるつるした表面の物。まあ、そこまで拘らなくてもええので、スケッチブックとなっているものを買おう。
出来ればA2サイズと言いたいが、練習なら大きさはB4くらいで大きく描くようにしよう。大きく描けば細部も描きやすくなるし手数も増えるので上達しやすい。アラも出やすいので自分の弱点もよく見える。
芸大目指している人の場合、就職活動のときはA3やA2などの大きさでプレゼンテーションするので、学生時代の作品を大きく残しておくのは有効かもしれない。多分芸大の入試には中粗のケント紙というものが用意されると思う。
⇒ スケッチブックいろいろ
●その他ツール
○ゲージ
透明プラ板にマス目がかいてあり、モチーフにかざして位置関係を調べるものである。空間認識の補助ツールなので、必要なら購入しよう。
○フィルムケース
デジカメ時代ではすぐ手にはいりにくいかもしれにゃーが、ネガフィルムをしまっておくキャップ付きのあのケース。出先で鉛筆削りのカス入れになったり、ネリ消し入れになったり、またケースの内側に紙やすりを仕込んでおくと、あら不思議、鉛筆をクルリと内側に当ててまわすと芯がトッキントキンになってしまう。おいらは学生時代は結構重宝した。
○フキサチーフ
デッサン後に紙に吹き付ける定着材。作品が完成したら、汚れる前に吹いておこう!
○キャンパスバック
普段作品を持ち運ぶ時に使うかばん。A1サイズのキャンパスが入るくらいの大きさを選んで買っておくと色々な荷物も入れれるし、大きな作品を描いたときにも対応できるし、なにより、それを持って外を出歩くと「私、絵描いてます」という気分がかもし出されやる気もでてくる。まあ、そこまで及ばないのならせめてA2サイズは欲しい。
何を持つかはその人次第だが、道具は高くても良いものを持とう!
消耗品だしもったいにゃー感じもするが、もったいにゃーからこそ大事に使い気合を入れて練習できると思うがや。
次回はデッサンの練習方法を考察していくがね。
じゃあ、頑張ってちょー!バイちゃ!written
by あやんぱ
Post Script :
おいらは今カミングアウトします。おいらは高校時代いじめられっ子でした…
何故なら、授業中にみんなが黒板に書く事柄をノートに書いてる最中、おいらは教科書も開かず机の上には白紙の上にりんご一つ、それをもくもくとケント紙に描いてる奴だったから…。
今思えばバカなことやってたなあと思うがそん時は真剣で、先生に注意されると「じゃあ、黒板に書いてある事ノートに写したら芸大合格できるんか!」と反抗したら先生も何も言わなくなった。
クラスメートも変人扱いで「村八分」状態。いや、村八分というのは80%無視のことで葬式や災害のときは協力しあうという20%の交流があるはずなんだがおいらにはまったくなかった。
というわけで100%無視の「村十分」状態だった。
「仲良しグループ」がおいらのネタでからかい笑っていたり、朝机の上にヌードの写真がテープで固定してあったりしてムカついたが「弱い奴は群れてろ!」と思ってたし、これで合格出来なかったらかなりのバカになってまうと思って必死だったので高校3年生の思い出は「デッサン」以外殆どにゃー。
あるとすれば、バンドでドラムやってたことと、推薦だったので年内に合格出来て、親に学校に行ってくると言ってそのまま公園のトイレで私服に着替えて自動車学校へ教習に行き、昼は公園でのらねこと一緒に弁当を食べ、午後の教習が終わって余った時間を図書館で過ごすか、途中で学校抜けてきた友達とカラオケや喫茶店で過ごすかしてたということくらい。たまに学校へ顔を出すときはテストの時くらい。おいらはこれからセンター試験というピリピリした人達の中に居たくなかったがね。
おかげで卒業アルバムみても誰ひとりとしてクラスメートを思い出せにゃー。
人間関係壊してまでデッサンしろっちゅうわけじゃにゃーからね(笑)。
にしてもあの頃は本当に精神的に追い込まれてたし人間嫌いだったなあ。わけも分からずキレて人を刺すなんてことはなかったけれど、尾崎豊さんのように校内のガラス全部割ってみたいとは思っていたなあ。
?盗んだバイクで走りだす〜〜?
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